ロゴ作成を外注するメリットと外注方法

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ロゴはその企業やブランドの顔ともいえる存在です。ホームページやパンフレットなどに使用することで消費者の目に触れる機会も多いため、企業やブランドを覚えてもらうために印象的なロゴは欠かせません。ロゴは自社で作ることもできますが、企業やブランドを賢く消費者にアピールしていくには、ロゴ作成を外注するのがおすすめです。

この記事では、ロゴ作成を外注するメリットとおすすめの外注方法を4つ紹介します。

ロゴ作成を激安で行うならココは押さえておこう

ロゴの作成をフリーのデザイナーやデザイン会社に依頼する最大のメリットは、想定される顧客のニーズに合ったロゴ作成が期待できることです。「顧客のニーズに対する理解なら十分持ち合わせているから、外注しなくても自社で作れるだろう」と考える方もいるかもしれません。

しかし顧客のニーズに対する理解が深いことと、それをロゴデザインに落とし込めるかどうかは別の話です。デザイナーはデザインでひとを動かすプロなので、企業から顧客のニーズを聞き取り、それをロゴデザインに最大限生かしてくれます。

また客観的な視点でロゴ作成ができるのも、ロゴ作成を外注するメリットのひとつです。自社でロゴを作ろうとすると、自社そのものや展開するブランドのイメージに固執するあまり、自由な発想でロゴを考えられなくなることがあります。

その点ロゴ作成を外注する場合には、企業やブランドのイメージにとらわれずにデザインできるので、より斬新なアイデアが期待できます。企業やブランドのイメージチェンジを図るために新しいロゴを作成する場合には、客観的な視点がより重要になってくるため、外注するメリットがさらに大きくなるのです。

ロゴ作成の外注方法としてもっとも手軽なのが、クラウドソーシングを利用してフリーのデザイナーに依頼する方法です。クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい企業や個人がインターネットを通じて不特定多数のひとに仕事を依頼するサービスのことで、代表的なものに「クラウドワークス」や「ランサーズ」、「ココナラ」などがあります。

これらのクラウドソーシングサービスを活用しロゴを作成するメリットは、なんといっても他の外注方法にくらべて費用を安く済ませられるところです。クラウドワークスやランサーズでは「コンペ形式」といって、各サイトの会員からデザイン案を集め、そのなかから気に入ったものをひとつ選び、それをデザインしたひとにだけ料金を支払う、という形式の仕事が依頼できます。

このコンペ形式の報酬相場は、クラウドワークスなら2万円から、ランサーズなら2.5万円からとなっていて、これから紹介する外注方法とくらべると安価で手軽に依頼しやすくなっているのです。ただしクラウドソーシングでロゴを作成する際には注意点もあります。

それは仕事を請け負っているデザイナーの力量がまちまちなことです。もちろん先ほど紹介したクラウドソーシングサービスには、多くの仕事を経験し実績を積んだデザイナーも数多くいます。しかしなかには、デザイナーとしての経験が浅かったり、十分な技量が備わっていなかったりするワーカーもいます。

そのため、コンペ形式で仕事を依頼したときに集まるデザイン案のなかに、企業やブランドのロゴとして完成度が低いものが紛れ込んでしまう可能性もあるのです。したがって、集まったデザイン案のなかから良いものを選び抜く自信がない方は、クラウドソーシングによるロゴ作成は避けたほうが無難です。

ロゴ作成を外注するには、経験豊富なプロのデザイナーがあらかじめデザインしたロゴのなかから、気に入ったものを購入するという方法もあります。この方法のメリットは、すでにできあがっているロゴのなかから好きなものを選ぶだけなので、デザイン案が挙がってくるのを待つ必要がないことです。

そのため他の外注方法よりもスピーディーに完成形のロゴが手に入るのです。このようなサービスを提供している代表的なサイトには、「ロゴマーケット」があります。ロゴマーケットが用意しているロゴは、すべてプロデザイナーが作った1点ものなので、他の企業やブランドとのかぶりを気にすることなくロゴが選べます。

またロゴマーケットが提供しているロゴは、フォントやカラーを自由に変えることもできるので、よりオリジナリティあふれるロゴを作ることも可能です。さらに選んだロゴにアレンジを加えたり修正したりすることも追加料金なしでできます。

ロゴマーケットで購入できるロゴの価格は、29,800円から69,800円まで5種類あります。どの価格のロゴであっても、アレンジや修正にかかる費用は無料で、修正回数無制限であることは変わりません。ロゴマーケットは、費用をある程度抑えながら完成度が高いロゴを作成したいひとにおすすめです。

ロゴ作成を外注するときに、「気に入らないロゴばかり提案されたらどうしよう」と考えるひともいるでしょう。そんな方におすすめなのが、ロゴ無料提案サービスを導入しているロゴ作成会社です。ロゴ無料提案サービスの特徴は、提案されたデザイン案のなかに気に入ったものがなければ、一切費用を払わなくて良いことです。

このサービスなら、高い料金を払って気に入らないロゴを購入するリスクを最小限に抑えられます。「biz-up!(ビズアップ)」は、2006年の創業からこのロゴ無料提案サービスを提供してきたロゴ専門のデザイン会社です。

ビズアップは2020年7月現在、18,000社を超える企業の依頼に応えてきた実績が魅力です。ビズアップでは、ロゴを作ることに特化した「デザインプラン」を3種と、権利関係もクリアにできる「ブランディングプラン」を3種用意しています。

もっとも手頃なデザインプランの「ライト」と呼ばれるプランなら、3案の無料提案が受けられて価格は98,000円となっています。無料で提案されるデザインが3案だと一見少ないように感じられますが、どの案も丁寧な打ち合わせを経た上で提案されるものなので、必ずや気に入るロゴがあるはずです。

万が一気に入るロゴがなかった場合でも、料金は一切発生しないのがビズアップ最大の魅力です。

今まで紹介したロゴ作成サービスは、比較的最近登場したものばかりです。これらのサービスが世に出るまでは、ロゴ作成を外注するといえば、直接デザイナーやデザイン会社に依頼する方法しかありませんでした。一般的にデザイナーやデザイン会社にロゴ作成を依頼すると、これまで紹介したサービスを利用するよりも高額な費用がかかります。

しかしその分、しっかりとヒアリングをしてくれたり細かな要望に応えてくれたりと、高価格に見合った魅力があるのです。プロのデザイナーやデザイン会社にロゴ作成を依頼する際にかかる費用は、依頼する相手によって幅があります。

たとえば、デザイン関連の賞に入賞した経験が少ないデザイナーなら、5万円から10万円でロゴ作成が依頼できますが、入賞歴豊富なデザイナーの場合には30万円以上の費用がかかることもあります。

より高品質なロゴで企業やブランドのイメージアップを図りたいなら、たとえ高額な費用がかかったとしてもプロのデザイナーやデザイン会社に依頼するのがおすすめです。

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ロゴは作成して終わりではなく、長きにわたって企業やブランドの顔になる重要なものです。満足できるロゴを手にいれるには、ロゴ作成を外注する方法が持つそれぞれの特徴を理解した上で、賢く外注先を選ぶことが必要です。

あなたも今回紹介した外注方法の特徴を参考に、ロゴ作成の目的や費用に合った外注先を選んでみてください。